Jackson/ジャクソンVERAGE SWIMMER JIG Another Edition/バレッジスイマーアナザーエディション◆ウエイト:3/8oz◆フック:#4/0★
日々の琵琶湖ガイドで多用しているバレッジスイマージグ(以下「VS」) 低水温時期には非常に有効なルアーで、特に春のプリスポーン時には他を寄せ付けない爆発的な釣果を出してくれる琵琶湖の定番アイテムだ。
ただ、クランクベイトのようなリップのあるルアーとは異なり、レンジコントロールが求められることから玄人向けのアイテムと言えます。
それは日々の琵琶湖ガイドで多くのゲストと「VS」をキャストし、釣果に差が生まれる事で実感してきました。
そこで、今回開発に至ったのが、バレッジスイマーAnother Edition(以下「AE」)です。
「VS」の特徴を理解した上で、あえて弱点となっているポイントをこの「AE」の長所としました。
「VS」の最大の特徴は、すり抜けの良いヘッド形状にある。
これは、ウィードレイクの琵琶湖では欠かせない要素。
ウィードの中をゴリゴリ巻いて、ウィード内部のバスにリアクション的にアプローチする。
ただ、すり抜け重視のヘッド形状の為、早めにジグが浮上してしまう。
これは当たり前の事なのだが、僕の経験上、ボート付近10m〜5mでのルアーの軌道が変わる瞬間が最もビッグバス率が高い。
それは、バスがジグにチェイスし軌道が一気に変わった瞬間リアクションバイトするからだ。
その軌道角度が急であればあるほどリアクション要素が増し、頭の良いビッグバスをバイトに持ち込むことが可能になります。
※以下コラム画像参照 (1)が「VS」で(2)が「AE」のルアー軌道です。
(1)のラインに比べ(2)のラインの方がより長いのが見て取れます。
これは長い時間ウィードトップをトレースできることから、ルアーのストライクゾーンが長いということになります。
但し、「AE」は、「VS」に対してウィードのすり抜けが悪くなりがちなので、そこはシチュエーションによって「AE」と「VS」を使い分けて頂きたい。
「VS」は、ウィードの中をすり抜けて行くテキサスリグの様な存在。
対して「AE」は、ウィードの面をお腹で感じながらウィード内部のバスを引っ張り出すジグです。
「AE」には、バスを引っ張り出す要素としてヘッドは水押が強い形状にしています。
使用するトレーラーによって、ヘッドがロールアクションしたりシェイクアクションに変化したりと、よりクオリティーの良いアクティブなバスを選んで釣ることが可能になりました。
また、スイムジグを使用している上で最もストレスに感じていたトレーラーワームの消耗は、ブラシの ワームキーパーを採用することで大きく軽減されています。