「反戦」のメディア史 戦後日本における世論と輿論の拮抗 (Sekaishiso seminar) [ 福間良明 ]
戦後日本における世論と輿論の拮抗 Sekaishiso seminar 福間良明 世界思想社ハンセン ノ メディアシ フクマ,ヨシアキ 発行年月:2006年05月 ページ数:386p サイズ:全集・双書 ISBN:9784790711964 福間良明(フクマヨシアキ) 1969年、熊本市生まれ。
同志社大学文学部社会学科卒業。
出版社勤務を経て、京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了。
京都大学博士(人間・環境学)。
香川大学経済学部助教授。
専攻は歴史社会学・メディア論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 序章 「反戦」のナショナリティ/第1章 「前線」と「銃後」に映る自己像ー『ビルマの竪琴』『二十四の瞳』/第2章 「学徒出陣」の語りと戦争体験ー『きけわだつみのこえ』/第3章 「沖縄戦」を語る欲望の交錯ー『ひめゆりの塔』/第4章 国民のアイデンティティと「被爆」ー『長崎の鐘』『原爆の子』『黒い雨』/終章 「反戦」の世論と輿論ーその限界と可能性 国民は「先の戦争」に何を読み込んできたのか。
「原爆」の語りと「沖縄戦」の語りにはいかなる相違があり、また、それらはどのように変化したのか。
戦争観の位相差と変容、そして、世論popular sentimentsと輿論public opinionの葛藤を描いた、画期的な戦後メディア論。
本 人文・思想・社会 心理学 心理学
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